蜂蜜まん本舗

三重県の津市にあるスイーツ店 「蜂蜜まん本舗」 です。
「スイーツ店」とおしゃれに言ってしまいましたが、おまんじゅう販売店です。和菓子屋さんです。
伊勢街道というものすごく大きな道路(23号線)沿いの、「津センターパレス」というデパートの近くにあります。
最寄り駅としては近鉄の津新町駅ですが、そこから歩くとまあまあ遠いです。
お店の近くに行けば、割と大きな看板を見つける事が出来ると思います。 特に道路を渡って反対側から見ると、黒い外壁に黄色い文字で「蜂蜜まん」と書かれているのを見る事が出来ます。

主力商品は「蜂蜜まん」です。1個60円です。
大きすぎず小さすぎず、半球形のところも、「たこ焼き」と似ています。 だがしかし!こちらはとても甘いおまんじゅうとなっていまして、生地にたっぷりとハチミツが使われていて香りだけでも甘いですが、 中のあんこも甘いものになっています。

その他の商品は「ハチミツ最中アイス」や「はちみつ」そのものも販売しています。
が、客の99.9%は「蜂蜜まん」を買っていきます。しかも10個20個単位での大量購入です。
私がお店に通りかかった時に、あまりにも人が入っていくので、入るのに躊躇したほどです。 しばらく待って、店内の列が少なくなり始めた時を見計らって入ったのですが、すぐ後ろに並ばれて緊張しました。

通り沿いにガラス窓があり、そこから「蜂蜜まん」の製造工場が見え、店員さんが忙しそうにしているところを見つけ、 「えっ、このお店、かわいい制服のお店かも」と思ったので突撃したのでした。
製造している機械は、かなり「工場」なんです。
どうやらかなり自動化されているらしく、生地を入れる、その前に油を塗る、餡を入れる、上下を合わせる、 などの工程をすべて自動的に行われるようになっていて、人間がするのは完成したものを取りだす部分だけのようになっています。
ハイテクですね!!
10個20個いっぺんに買っていく人が多いと、たこ焼きや大判焼きのように一つ一つ人間がやっていたのでは追いつかないですしね。

で、店員さんはどんな制服だったかと言うと…まるでナース服でした。
びっくりです。

頭には薄いピンク色の小さな三角巾を付けていました。
上着は薄いピンク色のナース服(作業着?)です。襟が無く、丸首で半袖で丈は腰までです。おそらく本当の病院ならばズボンを合わせるタイプの上着です。

上着の下は自由らしく、長袖を着ていたりして見えている人がいました。
ズボンも自由らしく、思い思いのズボンを履いていました。 (個人的にはキュロット風な半ズボンに黒いタイツを合わせている若い店員さんがいたのでそれを描きたかったのですが、 その気持ちをぐっと抑えて、一般的と思われる形状の長ズボンを描いておきました)

他のお客さんがまとめ買いして帰っていくのを見たので、私も5個くらいは買っていかないといけないか?と思っていたのですが、 お店の奥には椅子とテーブルがあるではありませんか。
「中で食べても良いんですか?」と聞くと「はい、どうぞ、お好きな席にお座りください」と言うので、奥に進んで行きました。
(これだと、一気に10個食べる人も少ないだろうから、少ない方が自然な注文だよね!)と思い、2個注文しました。
すると、冷たいお茶も出してくれました。

席に座って気付いたのですが、床のタイルが正六角形…。そう、ハチの巣と同じ形状なのです!
しかも、良く見ると、キッチンに行く扉の窓も正六角形の窓が2つ付いていました。ここにもハニカム!
小さな和菓子屋さんかと思いきや、なかなか店舗デザインも考えられているようです。
奥に畳敷きの座敷席もありました。

さらに、店内で食べると良い事を発見しました。
焼きたての「蜂蜜まん」を食べられるのです。
焼きたては外皮がパリパリで中がしっとりという食感を楽しめるのですが、時間がたつと全体的にしっとりになってくるという口コミがありましたので、 店内で食べる、もしくは買ってすぐに食べるのが良いと思います。
時間がたった「蜂蜜まん」を食べるときは、オーブントースターで少し焼くと、温かい+カリっとするそうです。

「東海じゃらん」でも紹介されていて、そこでも「皮の表面がパリッとしている焼きたてが一番!」って書いてあります。


(2015-10-27)

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蜂蜜まん本舗の制服のイラスト