るなーるかふぇ

名古屋市中区大須の万松寺ビルの8階にありました「るなーるかふぇ(Renard Cafe)」です。
その後、仁王門通の近くの本町通に移転しました。

2012年10月31日にオープンしましたが、2018年頃に移転し、店名も「358 Renard Cafe(るな~るかふぇ)」になっていました。
その後、2020年ごろに閉店してしまいました。

万松寺ビルの8階のお店の場所は、駐車場の片隅にあり、「え?こんなところに?」という入るのに躊躇するお店でした。
しかし、入ってみれば「和」な雰囲気があふれる、座布団あふれるカウンター席でした。

店員さんは「白狐」で、人間様への恩返しのためにこっそり営んでいる茶屋、だそうです。
「だらけられる空間」という説明もあり、畳の上で横になりたい気分がありました。
「400年以上前、織田信長さまに命を助けられ、恩返しのためにカフェをしております」だそうです。
なかなか大きく出ましたね。名古屋は織田信長と密接ですけども。

制服は移転前から変わらずに赤グラデーションが眩しいミニ丈和服でした。
看板にもなっている公式イラストと同じ服装ということです。

頭には白いキツネ耳を付けていました。白い耳ですが種類があるようで、耳の中が白いもの、赤いもの、耳の先っぽが赤いもの、などがありました。
平常時は耳を付けない人も結構いました。
袖が大きな和服を着ています。上が白で、下がるにつれて赤くなるグラデーションになっています。
襟周りと袖口は金色のラインになっていました。
腰には紫色の帯が付いています。お腹の部分は赤い紐で編み上げていました。後側には紫色の大きなリボンを付けています。
帯の下に白いエプロンを付けています。マルイエプロンは周囲がレースです。
肩紐があり、肩部分にはフリルが付いています。
エプロンの下は朱色のプリーツスカートを履いています。
足元は白ストッキング、黒ストッキング、白ニーソ、黒ニーソなどさまざまでした。
靴は公式には下駄のようですが、通常時はクロックスを履いていました。
動物系でありがちな「しっぽ」はありませんでした。

お店が駐車場の片隅にあり場所がわかりにくい、と説明しましたが、入口を入ると靴を脱いで奥に入るように促されます。
畳の通路があり、掘りごたつのようなカウンター席に座ることになります。
カウンターの向こう側では白狐さんがドリンクを作ったり、料理を作ったりしていて、かぶりつきで見ることができました。

メニューはソフトドリンク600円やお絵描きオムライス900円などがありました。
「きつねうどん」700円もありました。
その他、和スイーツもたくさんありました。

狐のオリジナルカクテル800円は狐の写真付きでしたので、かなりお得でした。
チェキ500円などのメニューもありました。

営業時間は平日は夕方17時から23時まで。土日は11時オープン。金曜日土曜日の夜は翌日の朝5時までの営業でした。

場所を移転してからは、人通りが多い場所の歩道に立看板があり、2階に上がる入口に大きな看板と、赤い鳥居がありましたので、場所的なわかりやすさは増しました。

にぎやかな白狐さんがたくさん居て、楽しい雰囲気でした。


(2025-09-14)

  • 愛知
るなーるかふぇの制服のイラスト