イタリアのチョコレート・ジェラート店、「Venchi(ヴェンキ)」の紹介です。
Venchiは1878年、イタリアのトリノのチョコレートショップとして開業しました。
日本には2019年12月12日(木曜日)に銀座に店舗が出来ました。
2025年現在、東京、横浜、名古屋、大阪、京都、埼玉、千葉に店舗があります。
一方、東武池袋、札幌など閉店した店舗も存在します。
世界では、70カ国以上、100店舗以上あります。
「Venchi」という店名は創業者のシルビアーノ・ヴェンキさんの名前から来ています。
創業当初はチョコレートショップで、チョコレートの量り売りのお店でした。伝統的な製法で作られているさまざまなフレーバーのチョコレートを好きなように選んで買えるのが好評です。
2007年からジェラートを販売し始めました。
合成香料、着色料、添加物の使用を抑えるなど、素材にこだわったジェラートを開発し、ヘーゼルナッツやピスタチオなど独自の味が有名になりました。
店舗の内装が華やかで、ガラスの中にジェラートが埋め込まれたように並べられているオブジェが目を引きます。
チョコレートの量り売りの方も、カラフルなチョコレートの包み紙のせいで、まるで宝石箱の中にいるようです。
イートインがある店舗はドリンクも販売しています。
制服は茶色いタイプと青いタイプがあります。デザインはよく似ていますが、それぞれに細かいバージョン違いがあります。
今回は青いタイプをご紹介したいと思います。
頭には青い帽子をかぶっています。ベレー帽は「平べったい」わけですが、こちらはかなり深い帽子です。
水泳キャップのようでもあります。衛生的な面からか、前髪は帽子の中に入れます。
髪が長い女性は、すべて帽子の中に入れています。後ろから髪を出している人もいます。
頭の右側に「V」の白く文字が描かれています。
ワンピースドレスのような青いエプロンですが、前身頃(まえみごろ)と後ろ身頃は肩の部分でつながっているだけで、前身頃は背中側で紐で結んでいます。
胸部分には白い文字で「Venchi」と描かれています。
左胸には丸い缶バッジのネームプレートを付けています。
ミニスカート丈のエプロンの裾には花柄のラインがあります。
7分丈のブラウスを肘までまくると動きやすいようです。左肩には青色の「V」の文字があります。
衛生的な面で、青や透明の手袋をしています。
足元は黒い長ズボンでした。
冬など寒い日は青いジャンパーを着ている人もいます。
青いバージョンでも、普通にエプロンの制服もあります。首の後ろで紐を回すタイプで、男性が着ている場合が多いです。
ジェラートをずっと見ていると食べたくなってきますが、注文方法が複雑なので、予習して行くのが良いでしょう。
(手順が書かれた紙がレジ近くに置いてあるのでそれを見てもよいのですが)
まず、Step1、サイズを選びます。3種類あって、ピッコロ、レゴラーレ、グランデ、のどれかを選びます。
「ピ、ピッコロ!」
イタリア語で「小さい」の意味です。フルートよりも小さい楽器という意味で「ピッコロ」があります。高い音が出ます。
「レゴラーレ」はレギュラーサイズという意味です。
「グランデ」は大きい、背の高いという意味です。
サイズを選んだら、次は、Step2、コーンかカップを選びます。料金はどちらを選んでも変わらないので、好きな方を選びましょう。
次はStep3、トッピングの希望があれば伝えます。
コーンの縁に粒をつけるかどうか、ホイップクリームを乗せるかどうか、選べます。こちらはトッピングなので追加料金が必要です。
最後は、フレーバーを選びます。ストロベリー、マンゴー、ミント、メロン、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、など16種類ほどありますので悩みます。
グランデですと4種類まで乗せることが出来ますので、より悩みます。好きなフレーバーが決まっていれば、同じフレーバーを4段にするのでも良いですよ。
ちなみにピスタチオが一番人気だそうですよ。
目の前でジェラートを乗せてくれて、手渡してくれます。スプーン付き。
ねっとり目のジェラートは濃厚です。
お店に小さなテーブルがあれば、そこですぐに食べたほうが良いですね。
Venchiには専用アプリがあり、アプリ会員になるとさまざまな特典があります。
お買い物でポイントが貯まったり、キャンペーンやイベントなどの最新情報を見れたり、店舗検索ができたりします。
お誕生日の当日に特別なクーポンをもらえたりもするんですって!
直営店でのお買い物100円(税込)ごとに1ポイント加算されます。
(2025-11-11)