愛知県、名古屋の大須にある隠れ家的なお店
「メイドと執事の待つ書斎~SECRET CHAMBER(シークレットチェンバー)」
です。
2008年7月にオープンしました。メイド喫茶というよりは「レンタルスペース」的なお店なのです。
店内は自由に撮影可能で、アンティークな家具があり、ヴィクトリアンな雰囲気を味わうことが出来ます。
なぜ「隠れ家的なお店」かというと、「完全予約制」なんですよ。
事前に予約しないと、入れないという過酷な条件があるのです。
とはいえ、当日の電話予約でも次の時間帯以降に予約可能です。(よほど満席でないかぎり)
いままではメイドさんそれぞれで異なるメイド服だったので、ここでは取り上げにくかったのですが、 2010年8月から統一的な制服が完成しましたので、早速調査に行ってみました。
頭にはレースのカチューシャもしくはシニヨンキャップを付けています。
黒いワンピースの半袖はパフスリーブですが、
ギャザーでよせているのではなく、タック(布を織り込む)にしてあります。
メイドさんの説明によると、さまざまなこだわりがあってのことなんですって。
襟だけ白い襟で、首元にはブローチと青い布でタイにしていました。 青いタイは四角形の形状の布を上側を絞ると扇子状になるという構造です。
白いエプロンは、胸当て部分にレースがあり、肩紐の部分には幅広フリルたたっぷり付いています。
ロングエプロンの裾にも幅広のフリルがついています。
もちろん、後ろのリボンも大きいですよ。
(エプロンは「もっと飾りの少ないタイプに変更される可能性がある」とのことでした)
ワンピースのスカートの部分は、フレアスカートで、「ほぼ全円スカート」とのことでした。
それは、メイドさんがあいさつ(礼)をするときにスカートをつまんで広げてお辞儀する際にも、
「布たっぷり感」が強調されるような設計になっているのだと思われます。
オープンから2年間は公式サイトに
お店の住所が記載されておらず、「ご予約される方には説明します」というスタンスでしたが(まさに隠れ家)、
2010年8月からはサイトに住所を記載するようになりました。
商店街の中をふらふら歩いているようでは絶対にたどり着けない場所にあるので、
「隠れ家(隠れお屋敷)」には変わりありませんが…(汗)
店員さんとしてはメイドさんと男性の執事さんがいます。 研究熱心な人達で、英国のメイド文化に精通していて、 上品な立ち振る舞い、食器の磨き方など、勉強して実践していたりします。 私も大変勉強になります。
お屋敷(お店)の中ではチェスが流行っているようで(英国っぽいですね)、
ご主人様(客)が対戦を挑んだら受けてくれます。
しかも強いらしいので、安易な挑戦はおすすめしません。(私は3分で負けました(泣))
名古屋の喧騒を忘れ、まったりするのに適した雰囲気のお店です。
内装のすごさを見てみると良いです。
(2010-09-10)