バレンタイン催事で偶然見つけました。
「ジャン=ミッシェル・モルトロー(Jean Micheal Mortreau)」
です。
2020年のバレンタイン催事では日本国内では高島屋、そごう、東急百貨店などを中心に36箇所で販売されていました。
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」のチョコレートの特徴は、オーガニックの申し子と呼ばれるショコラティエ、ジャン=ミッシェル・モルトローさんが作り出す優しい味のチョコレートです。
つまり、素材は全てオーガニックのカカオを使っていて、しかもフランスのオーガニック認証がされているそうです。
カカオの産地も厳選していて、風味を活かすようなチョコレートになっているのが特徴です。
売り子の制服を見てビビビと来ましたので早速調査したのです。
頭には黒い帽子をかぶっています。
つばと縁は金色(オレンジ色)で、つばめのような丸っこいつばなのが可愛いですね。
わかりにくいのですが、帽子の右側には細長いリボン状の飾りが付いています。
ぜひこれを描かねばと思い、このように描いてみました。
コック服のような立襟の周りにスカーフを巻いています。
スカーフの柄は確認できませんが、黒と赤と金色の3色が使われているようです。
実にシンプルなスカーフの巻き方ですね。
白いブラウスは7部丈の袖で、黒いボタンが外側にありました。
ブラウスの正面にはピンタックがボタンの左右に3本ずつありました。
左胸には小さなポケットと、ポケットの上には金色でロゴが描かれていました。
黒いズボンの上にワインレッド色のエプロンを合わせていました。
腰紐の結び目をちょっと右側にずらして結んでいる人がいましたのでそれを参考にしてみました。
2020年のチョコレート催事で販売されていたチョコレートは何種類かありまして、
1000円くらいから9000円くらいまでさまざま取り揃えていました。
もちろん、量が多ければ多いほど高い傾向にあります。
デパート限定商品などもあったようですが、売り切れている商品もいくつかありました。
たくさん種類があるチョコレートの中から、「一般的でほどよい量かな?」と思われる4個入りの
「マリアージュ・デ・クル(MARIAGE DES CRUS)」という商品を買ってみました。
家に帰ってから気づくのですが、これを買ったのが大正解でした。
というか、これを買うのが運命づけられていたようです。
4個のチョコは全て違う味でした。
ペルー産のカカオとガナッシュ、タンザニア産のカカオとキャラメル、
ドミニカ共和国産のカカオとヘーゼルナッツ、ドミニカ共和国産のカカオとピスタチオ。
3カ国の産地のカカオとプラスアルファを組み合わせ、それを「マリアージュ」融合することでそれ以上の素晴らしいものが生まれる。
と表現しています。
6個入り、9個入りの「マリアージュ・デ・クル」であれば、さらに組み合わせが増えて、すべて違う味のセットになっているというものでした。
箱の上蓋を開けると産地と味を説明した紙が出てきて、とても主張が強いです…。
というチョコレート本体の説明は置いといて、4個入りの箱に大注目です。
4個入りなので正方形の箱だったのですが、上半分は黒、下半分は赤色で、
その箱を金色リボンのゴムで固定していたのです。
そうです、店員さんの制服と同じカラーコーディネートではないですか!!!
店員さんの黒い帽子のリボンが、パッケージの金色リボンの伏線になっていたとは!?
(ジャン=ミッシェル・モルトローの公式サイトで商品説明とパッケージデザインも確認できますので、よろしければそちらもご覧ください)
あと、チョコレートを買うと、ジャン=ミッシェル・モルトロー物語の絵本をもらうことが出来ました。
一人の少年と出会ったチョコレート農場のおじさんが、どうやってカカオやチョコレートを作っているかを説明してくれます。
優しい絵柄でカカオの森やカカオの実を説明するので、カカオの香りを感じることが出来ました。
残念ながら日本には常設店が無いようなのですが、
バレンタイン時期には北海道から九州まで、いろいろなデパートで見ることが出来ますので覗いてみるのが良いですね。
オンラインショップでチョコレートを購入することは出来ますが、
やはり「店員さんの制服を見てこそのバレンタイン」なのです。
バレンタイン時期のバレンタイン催事は1月22日から2月14日までが多いようです。約3週間。
ちなみにホワイトデーも催事に出る予定が発表されています。
2020年は3月4日くらいから3月14日(土曜)までですって。
楽しみですね。チェックしないと。
でも店舗数が圧倒的に少なそうです。(今後増えるかもしれませんが…)
(2020-02-15)