新橋駅からすぐの「椿屋珈琲店」を訪れてみました。
2階と3階が喫茶フロアで、2階が受付になっています。
昔ながらの喫茶店で、店舗は都内にたくさんあります。いずれも駅そばという好立地につけています。
「椿屋珈琲店」のコンセプトは「古き良き時代の洋館」となっていまして、大正浪漫を感じることが出来ます。
系列として「椿屋茶房」「椿屋カフェ」という名前の場合もありまして、内装の雰囲気が異なります。
区別されているようです。
制服は、情報としては「新橋だけメイド風」と聞いているのですが、他の店舗もいくつかはメイド風なものがあると思われます。 通常は、黒ベストのカフェ風な制服となっています。
頭には白レースのカチューシャを付けています。髪が長い人は後ろで束ねているようです。
黒い上着はスタンドカラーで、正面にボタンがあります。
袖は7分丈で作業性重視です。
白いエプロンは胸当ての部分が面白く、和服のような合わせがあり、外側には幅広のフリルがあります。
左胸にはネームプレートがあり、上半分は深緑色になっていて、店名が書かれています。
ネームプレートの上に、葉っぱのバッジを付けている人もいました。
エプロン丈が長く、スカートがちょっとだけ見えるくらいになっています。
スカートはかなりフレアでふりふりになっています。
足元は、黒いタイツを履いていて、黒い靴を履いていました。
駅そばにあるとは思えないほど、店内はレトロな雰囲気です。
色が黒くなったツヤ付きの木がメインで、椅子やソファもふんわりです。
大きな絵が飾られています。
珈琲店ということで、コーヒーを飲んでみました。このお店ではホットもアイスもどちらもおすすめです。
ホットコーヒーがすごいところは、コーヒーカップにロイヤルコペンハーゲンを使っているところです。
最初からテーブルに乗っている砂糖入れも同じ柄のもので、とてもリッチな気分になります。
ただし、落として割ってしまっては大変なことになるので緊張します。
アイスコーヒーも金色に輝くカップで持ってきてくれます。持つと冷たそうです。
ケーキとドリンクのセットがオススメです、自家製ケーキは全部とてもおいしいです。
価格は1300円くらいしますが、なぜなら、コーヒーなどドリンク自体が900円くらいするからなのです。
リッチな喫茶店の理由がここにあります。
他のメニューとしては、特製ビーフカレーやスパゲッティやサンドイッチがあります。これぞ喫茶店という感じですね。
お店の雰囲気と、やや高めなドリンクの価格からか、若い人が来るというお店ではありません。
きっと若い人はシアトル系カフェに行くのです。
というわけで、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりコーヒーを飲みたい、という人が集まるようで、
めちゃくちゃ長居する人が多いです。すぐ出て行く人もいますが、半分くらいは、なにか商談の場みたいな雰囲気でした。
(個人的には隣の席の会話が気になって、ゆっくりは出来ませんでした。外での会話は気をつけたいものですね)
(2013-09-01)