東京の神田にあるベーグルが美味しい喫茶店
「Handmade Cafe FavoritePiece(フェイバリットピース)」
です。
2011年7月16日にオープンしました。
そして、2012年4月15日(日曜日)に惜しまれつつ閉店してしまいました。
オープン当初は定休日を火曜日として、それ以外は営業していたのですが、
2012年2月から金土日のみの営業に変更になり、
(とはいえ、金曜日の夜にはオールナイトで朝まで営業をやっていたりと逆に活発になっていたりしましたが)
4月にこのような結果となってしまいました。
手作りを売りにしているお店で、フードはベーグルとケークサレを置いてありまして、
「手作り」だけに、品物が無い場合も多くありました。(汗)
やはりベーグルサンドが美味しかったです。ベーグルに挟むものが数種類あり、
エビとアボカドのベーグルサンドとかBLTベーグルサンドなどがありました、
ベーグルそのものも3種類ありまして、プレーン、チーズ、ゴマと挟むものを
組み合わせることができました。
3月はサクラフェアということで、サクラベーグルもあったりしましたよ。
制服ですが、チロリアンテープが随所に使用されているため、どことなくヨーロッパの雰囲気を感じさせます。
頭には中くらいの白い三角巾を付けています。前側にはバラ柄(?)のチロリアンテープがあり、 周囲はレースになっています。(エプロンも同じものを使用しています)
服は白いブラウスと黒いジャンパースカートというスタイルになっています。
ブラウスの襟が特徴的で、首元の輪っかを通して襟の先をリボンのように垂らしているのです。
ブラウスの正面はピンタックが数本入っていました。
ブラウスの袖は5分丈で、ふんわりしています。こんなところもヨーロッパっぽいですね。
黒いジャンパースカートは胸元が丸く開いており、背中側もちょっと丸くへこんでいます。
おなかのところには銀色のボタンが左右に3つずつ付いています。
白いフレアエプロンの裾部分とポケット部分にも柄付きのレースが付いています。
スカート部もフレアで布たっぷりですね。
「FavoritePiece」の店名の由来は、「店員さんの好きな(Favorite:お気に入り)もの(Piece:かけら、部品)」
を集めて作ったから、ですって。
可愛らしい店名ですね。
店内も手作りの雑貨がたくさんあり、美術に関する本が本棚に置いてあったりと
若い女性が好きそうな内装になっていました。
椅子やクッションやぬいぐるみも店員さんの手作りなんですって。
でも、思わず笑ってしまったことがあったので紹介しますね。
このページの説明文の3行目の「です。」のところにもリンクしているのですが、みなさんも
「食べログ」の口コミ
を読んでみてくださいよ。
私としては、「神田におしゃれでかわいい制服の喫茶店がある!こりゃあ、推すっきゃない!
秋葉原に行ったついでに行けちゃう、ラッキー」と思っていたわけですが、
口コミの感想では「普通の喫茶店かと思って入ったらメイドさんっぽい店員さんが出てきた、
ここは秋葉原から遠いと思っていたのに…」というがっかりした感想だったので笑ってしまいました。
これほどまでに世間一般の意見と私の意見が食い違うとは。と。
しかし、最終的には私の方が鈍感だということがわかったのです…。
私の説明どおり、(秋葉原からもやや遠いですし)普通のおしゃれな喫茶店になっていましたので、
最初はオタク界隈ではこのお店のことを知る人は少なかったのですが、
(「メイド喫茶」ではないのでメイド関係のサイトで取り上げられないから)
オタクの口コミでじわりじわりと広まっていき、ジャンジャンオタクが集まってくるようになりました。(笑)
それもそのはず、店長さん(女性)は元メイドさんだそうです。(かなり後になって知りました)
制服好きをこじらせてこの制服のデザインをしたそうです。
つまり、「口コミをした世間一般の人は、敏感にそれを察知してしまった。
にもかかわらず私は閉店間際までそれを知らなかった。」
というのがこのお話の一番面白いところでした。(笑)
少ない情報の中、このお店を見つけた私は敏感なほうだと思っていたのですが、
トータルで見ると、「私は鈍感である」と言わざるを得ません。(泣)
改めて見ると、「Handmade Cafe FavoritePiece」の「ハンドメイド」の部分も怪しかったですし、
「FavoritePiece」の部分もなにやらドス黒い文字に見えてきます……
好きなものだらけですからね、私達って!!(私だけかも??)
(2012-05-01)