ベノア

紅茶やスコーンを販売している 「Benoist(ベノア)」です。

19世紀半ばにフランス人のシェフ「ムッシュ・ベノア」がイギリスに渡り、英国王室に認められ3つの紋章の使用を許可され、 「王室御用達」認定を受けたのです。

それから約150年たった今でもその伝統と格式は受け継がれています。
日本での運営は過去は「ベノアジャパン」でしたが、「株式会社ベノア」となり、 現在は「株式会社紀鳳産業ベノア事業部」が行っています。

この運営の経緯からわかるように、徐々に縮小傾向にあります。
現在は東京、千葉、栃木、広島の地域に販売店があります。
ネットでの購入が出来ますので、そちらがメインのルートかもしれません。

2013年までは直営店が多数あり、大阪、名古屋、博多、神戸などのデパートに販売店がありました。
東京では銀座にある「松屋銀座」の地下一階に販売店があり、 4階には「ティールーム」がありました。
が、「ティールーム」は2013年6月30日に、地下一階の販売店も2014年3月31日に閉店となってしまいました。

今回はその「ティールーム」の方の制服をご紹介したいと思います。

髪型はきっちりとまとめ、後ろで結んでいました。
灰色のワンピースは正面に6つのボタンが付いていて、背中にチャックがありました。
長袖は8分丈でした。

白いエプロンはフレア形状に広がっていて、小さくて丸いポケットが左右にありました。
スカートの丈は膝上丈で、後ろ側には1つプリーツがありました。

足元は肌色ストッキングと黒い靴でした。

すでに覚えている人は少ないかもしれませんが、「ベノア」を一躍有名にしたのは「電車男」です。
なんと、私が「Hermes(エルメス)」と「Benoist(ベノア)」の読み方を知ったのは、ドラマ「電車男」(2005年)です。(笑)

私も、「エルメスが入れてくれた紅茶を飲みたいな~」などと思っていたところに見つけた実店舗と、そしてこの制服です!!
閉店時間ぎりぎりだったので、入ろうか悩みましたが、「銀座なんてめったにくるものではないから、入っておかないと」と心を奮い立たせたのです。
(吸い込まれていったのです)

お店の窓部分は白いカーテンがかけられ、ワインレッドの座面の椅子や、少々暗めな照明がイギリスの雰囲気をかもし出していました。

もちろんメニューも本格的にアフタヌーンティーで、スコーンとポットティーのセットで1365円でした。
本来ならポットティーなので2時間くらいかけてゆっくり飲むところですが、閉店時間もありますので急ぎ足で味わいました。

もう、「ベノアティールーム」で本場のスコーンを食べることは出来ないのですが、 ネットショップなどでは購入できますので、自宅で楽しむことはできます。公式サイトには「スコーンの食べ方」も詳しく書かれていますので、 それを参考にすると外はサックリ、中はふんわりソフトな焼きたてのスコーンになるそうです。

紅茶は、ダージリン系を中心に、茶葉やティーバッグで商品を購入することが出来ます。
60グラム1200円からというお値段で、ダージリンファーストフラッシュなどは60グラム3510円という表示になっていますが、 品評会で「金賞」を取っていますので、プロも認めた納得の品質ということなのでしょう。

(2016-07-02)

  • 東京
ベノアの制服のイラスト

totop