東京駅の近くにある珍しい喫茶店
「Pen Station Cafe(ペンステーションカフェ)」
です。
珍しいというのは喫茶店の母体の組織ことです。店名にある「Pen」に関係することなんですけど、
万年筆の「パイロット」が万年筆の博物館と喫茶店をやっているのです。
1階がカフェで2階がミュージアムとなっています。
セルフサービスでカジュアルな喫茶店ですが、店員さんはかなりしっかりとした接客態度と制服です。
ホテルの受付みたいなフォーマルさですね。
頭に付けるものはありませんでしたが、髪が長い人はポニーテールにしていました。
白いブラウスはフォーマルなウイングカラーに黒い蝶ネクタイを合わせています。
「これでもか」というくらいフォーマルです。
黒いベストも襟付きで、襟の先には黒いボタンがついていたりします。
正面の合わせ部分にも黒いボタンが3つ付いています。左胸には上半分が青いネームプレートを付けています。
ブラウスの長袖には黒いボタンが2つ付いていますが、袖口を肘までまくっている人ばかりですので
本来のカッコいい姿を見ることはできないかもしれませんが、袖をまくっている場合は
ワイルドなカッコ良さがあります。
黒いエプロンの下には黒いズボンを履いています。
エプロンは膝丈程度の長さがあります。腰紐は正面でおしゃれな結び方をしていましたが、
ベストに隠れてあんまり見ることが出来ません。
パイロットが喫茶店とは、なんとも奇抜な発想でした。が、それゆえに嬉しい恩恵があるんですよ。
博物館は入場無料ですし、喫茶店のメニューも比較的安めなのです。ここは東京のど真ん中ですよ。
モーニングやランチが安いと言っても、それは1段階安い設定ですが、このお店はさらに1段階の変身を残していました。
お持ち帰りだとさらに安い値段設定になっているのです。
そういうこともあり、ひっきりなしにお客さんが入っていました。
近所の会社員がたくさん利用しているようですね。
平日は朝7時30分から開店していまして、モーニングセットは380円からで、
クロワッサンとドリンクのセットなどがあります。
そして、テイクアウトですと-100円になってます。450円が350円になったりします。
近くにオフィスがある人達ですと、テイクアウトするのが賢いですね。
だがしかし!店内はゆったりソファでくつろげ(た上に制服も見られ)ますので、
出来れば店内で食べたいところです。
喫煙席もありますが、禁煙席も多いので安心です。
残念ながら、2階のミュージアムの方には怖くて行けなかったので、
どんな貴重な品が飾られているのかわかりませんが、
さりげなく2階に昇る度胸がついたら行ってみたいと思います。
だって、パイロットのボールペンとかインクは結構普段から使ってますし!
(2012-01-08)