「御菓子御殿」
です。
沖縄土産として浸透している「紅いもタルト」などを販売しています。
1979年に創業し、1986年から「紅いもタルト」を販売開始、社名は「株式会社お菓子のポルシェ」でしたが、 2015年2月12日に社名を「御菓子御殿」に変更しました。
「御菓子御殿」としては、店舗は沖縄のみに9つ存在します。
空港や国際通りなど、必ず通る観光地にたくさんありますので、知名度は100%でしょう。
「紅いもタルト」は2008年(第25回)の全国菓子大博覧会で名誉総裁賞(文化部門)や、モンドセレクションに選ばれていたりします。
そんな「紅いもタルト」はもともとは1986年に始まった読谷村の村おこし事業でした。
100%沖縄産の紅芋を使用したスイーツを売り出したところまたたく間に大ヒットし、現在に至ります。
さて制服ですが、紅いもの紫色を基調とした柄で統一された制服となっています。
種類はたくさんありまして、大きく分けて2種類、かりゆしタイプとエプロンタイプがあります。
さらにその中でも柄の配置パターンが数種類あるようです。
今回は三角巾+エプロンパターンを紹介したいと思います。
全体的に紫色(スミレ色)で統一されていて、遠目から見てもわかりやすいです。
頭には三角巾を付けています。だいたい半分くらいはガラ(紅芋の花と葉など)になっています。
三角巾ではなく、帽子というバージョンもあります。
白いブラウスの上に大きなエプロンを付けています。
胸元は「V」字になっていて、首元には蝶ネクタイ(?)を付けています。
エプロンの上半身と下の左半分はガラがあります。ガラばかりだとうるさくなりすぎるわけですが、
かなり絶妙なバランスの比率になっていると思います。
肩ひもは首の後ろで留めるようになっているのと、腰ひもはちょっと左側で結ぶようになっているようです。
エプロンの下にはスカートを履いていますが、エプロンが膝下までありますので、正面からスカートは見えません。
靴は黒い靴のようです。
那覇からかなり離れ、沖縄島の中央付近の読谷にある店舗が本店で、入り口には大きな花笠があるので非常に目立っています。
その入口から入るとお土産屋さんになっています。
左奥が生産工場になっていて、紅いもタルトを大量に生産しています。工場見学が出来ることが「御菓子御殿」のウリになっています。
全自動で大量に生産されているのを眺めることが出来ます。
工場の中の人は、白衣と言うか作業着に帽子とマスクの完全防備です。衛生管理は徹底されているようです。
御菓子御殿読谷本店内にはレストラン施設「沖縄島料理 花笠」があり、沖縄料理を食べることが出来ます。
60席あるとのことなので、かなりの人数が入ることができます。
しかし、「花笠」の店員さんの制服は、普通に茶色いかりゆしでした。
お土産フロアと「花笠」の間にはアイスクリーム屋さんの「ブルーシール」のイートインがありました。
店員さんはお土産フロアの人と共通でした。
「紅いもソフト」を食べました。
無料Wi-fiも設置されていました。(沖縄って全然ネット繋がらないので、ありがたいです)
「おかしごてんのレストラン」という歌があり、
店舗内で延々流れています。
テレビの天気予報の時間に背景コマーシャルとしても流れているようなので、かなり浸透しているようです。
独特のテンポで一度聴いたら忘れませんね。
(2015-11-16)