ウィーンの森

九州を中心に展開している喫茶店 「ウィーンの森」です。
福岡や熊本や京都や千葉などに計8店舗あるのですが、 今回紹介するメイド風制服のお店は、かなり少なく、 山口県の「下関大丸店」と福岡県の「博多大丸店」で確認しています。
他の店舗はたぶん違うと思われます。

かなり昔はすべてこの「メイド風」制服だったのですが、次第に減って行ったのです。
私も関東で探したことがあるのですが、見つけられませんでした。
つまり、「山口か福岡に行けば見れますよ」ということです。

頭に付けるものはありませんでしたが、髪が長い人は後ろで結んでいました。
黒いワンピースは胸元に飾りボタンが3つ付いていました。 7分丈の袖はゆったりボリュームたっぷりでした。

白いエプロンが特徴的で、スーツの襟のようにお腹の部分で重なっています。 そして半透明の布のフリルで背中まで縁取られています。
エプロン部分もたっぷりフリルでして、さらに正面真ん中にプリーツが一つあります。

スカート部もかなりのフレア形状で、お上品な膝下丈となっています。
足元は、黒いタイツを履いていて、黒い靴でした。

なかなかセレブリティあふれるお店となっております。
店内の装飾の豪華さといったら、ここの空間だけは日本ではありません。 店内に一歩入ったら皆さんそう感じるとおもいます。 そう、まさに「そこはヨーロッパ」です。
椅子やテーブルや窓なども、「納得のセレブ感」となっています。(笑)
入り口の外にあるショーケースもかなり凝っていて、 コーヒーやケーキなどが並んでいるディスプレイの横に、バイオリンが飾ってあったりします。
ウィーンといえば、音楽ですので。

ウィーンということで、コーヒーがメインです。 ドリンクは600円~900円で、コーヒーはカップですと583円ですが、 712円のポットにすると数杯の量があります。
パンケーキがウリのようで、パンケーキと飲み物のセット「ウィーンの森 パンケーキのヤウゼ」が1296円であります。 ちなみに「ヤウゼ(Jause)」とは、ケーキを食べながらの午後のコーヒーブレイクのことを言うそうです。

ランチタイム(11時から14時まで)のメニューはお値打ちですが、やはりセレブ仕様となっていて、 スパゲティやハッシュドビーフなど単品が1000円前後でありまして、 パン、スープ、飲み物付きのセットにするとプラス約300円となっています。

なぜかポイントカードがありますので、お会計の際に「あ、あの、ポイントカードがあるって聞いたので、 お、おでも欲しいです、ゴクリ、ハスハス」って言うと良いと思います。

あ、九州では「ウィーンの森」は超定番のセレブ喫茶店らしく、 「博多大丸店」や「熊本鶴屋店」は超満員で行列が出来ているくらいでした。
ランチタイムから夕方までのおやつ時間帯は注意が必要かもしれません。
そして、「熊本鶴屋店」は今回紹介した制服ではないのですが、 それはそれでメイド風だったりします。
それはまた、機会があればご紹介したいと思っています。いや、します。


(2014-05-07)

  • 福岡
ウィーンの森の制服のイラスト