珈琲の青山

近鉄四日市駅の目の前にある近鉄グルメパーク店ですが、 2007年6月15日に閉店しました。
その後その場所には大きな本屋が出来ています。
以前の紹介文はそのまま下に置いておきます。
(2008-05-27)

西日本の方には結構な数のチェーン店として存在する、珈琲の専門店「珈琲の青山」です。
いわゆる喫茶店です。

以前から「いいなぁ」と思っていたのですが、客層が年輩な方ばかりだったのと、一人ではいるのがためらわれたので ずっとガラス越しに覗いていただけだったのですが、今回、思い切って入ってみました。

私自身、絵に描き起こしてもピンと来ないのですが、実際はもっともっと素敵なのです。(私の絵の未熟さが憎い…)
どこら辺が良いかと言うと、ネクタイが可愛いです。濃い紫色のナナメにカットされた布をシャツのボタンに 止めているようです。濃い紫の中に白い水玉模様があって、それがワンポイントで目が行ってしまいます。
そして、左肩にクリップで止められた真っ赤なバッジが印象的です。大きな円状の赤いバッジのなかに 黒文字で「AOYAMA」黄色文字で大きく「青山」と書いてあり、目立ってます。
真っ黒な膝上丈のスカートですが、自前なのか人によってまったく異なってました。 わたし的にはベルトを通す幅のないものがいいなぁと思いました。それとは別な人でしたが、 後ろのスリットがわずかに右足の方にずれている人がいて、それは良しっ!と思いましたよ。(笑)
絵は白い長袖シャツですが、夏は半袖になります。シャツの左襟には「青山のリーフマーク」のピンバッジ(?) が付いています。

普通、スプーンやフォークの事を「シルバー」といいますが、このお店ではその言葉は似つかわしくありません、 なぜなら、スプーンやフォークは金色をしているからです(笑)。 おそらく金メッキだと思われますが、たったそれだけで高級感を与えられるのですからすごいものです。

「青山のリーフマーク」というのは、O・ヘンリーの名作「最後の一葉」から、真心込めて安らぎを送りたい、 という想いを込めたものだそうです。その姿勢は帰るときに実際に体感できます。レジを済ませている間に、 別のウェイトレスさんが出口の前で待っていて、自動ドアを開けて待っていてくれるのです。
すばらしいです。ちょっと、いや、かなり感動しました。 ブルーマウンテンのコーヒーもかなりイケていたので、やみつきになりそうです。


(2003-04-30)

  • 三重
  • 大阪
珈琲の青山の制服のイラスト