たまひで いちの

軍鶏料理「たまひで いちの」です。
押上の「東京ソラマチ」7階にあります。

親子丼発祥の店として知られる「玉ひで」が日本橋人形町にあり、その姉妹店として「たまひで いちの」ができました。
「玉ひで」は1760年創業という老舗です。玉ひで八代目が「山田耕之亮」さんで、その娘「いちの」さんがこのお店の女将をされています。
親子丼の起源は、明治24年頃、5代目女将の「とく」さんが考案したそうです。

お店の入口の外にはメニュー表が掲げられており、「鶏だし親子丼」という大きな文字で書かれていますので、親子丼がメインのお店だとわかります。
お店に入ると「カウンター席のみですがよろしいですか?」と確認があります。
次に先にお会計を済ませ、席に着きます。

制服は動きやすそうな和服となっています。
上は紫色の和服で5分丈袖です。
太い帯を締めた上にピンク色のエプロンを付けています。エプロンの正面に大きなポケットがあります。
下は紫色のズボンを履いています。
足は白い足袋と黒い鼻緒の草履を履いていました。

メニューは親子丼が3種類あり、鶏のグレードが違うようです。
粋(いき)親子丼が1628円、雅(みやび)親子丼が1925円、特上親子丼が2200円。いずれもスープ付きです。
その他、「玉五ぷりん」が有名らしく、おすすめされました。
コース料理もあり、サラダや煮物やプリンが付いて3600円からあります。

私は「粋親子丼」を注文してみました。
しばらくして大きな蓋付きの器が出てきました。蓋の上に分離可能なもう一つの器が乗っていて、その中には漬物が入っていました。
蓋を開けると、キラキラした半熟卵の親子丼が現れました。
鶏肉は柔らかいですし、だしの効いた玉子部分もごはんと混ざりあって、とろけるくらい美味しいです。
大きな器だけあり、量もたっぷりです。
営業時間は11時から15時30分、休憩を挟み、17時から22時までとなっています。
ランチタイムとディナータイムに別れていますが、料金的にはどちらも変わらないので好きな時間に行くと良いと思います。

テレビ番組の中で、大食いタレントのもえあずさんが「たまひで いちの」で特別に作った5kgのメガ盛り親子丼を1時間20分で食べきっていました。
玉ひで八代目の山田耕之亮さんがもえあずさんのファンで、「どうしても会いたくて」と言っていました。(萌)


(2022-10-04)

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たまひで いちのの制服のイラスト