寿し常

気軽に食べられるお寿司屋さんを紹介します。

「江戸 東京 寿し常 東京ソラマチ店」は押上にある東京スカイツリーイーストタワーの7階11番地にあります。
ソラマチの6&7階はレストランフロアでさまざまなお店が並んでいますが、「寿し常」はある理由で有名です。

「スペシャル超天丼」というメニューがあり、スカイツリーを模した縦に長すぎる盛り付けの天丼なのです。
「寿し常」は昭和24年(1949年)創業で、70年前からあるお店なんです。
東京を中心に、神奈川、埼玉に20店舗以上あります。
熟練の技術を持った職人の江戸前寿司をお手軽に楽しんでいただくことを大切にしいるそうで、リーズナブルな料金で握り寿司を楽しめるのです。

お店に入ると、テーブル席が良いか、カウンター席が良いかを聞かれます。
テーブル席は窓際にあり、スカイツリーが見える席もあります。
カウンター席は寿司職人の素早い手さばきを存分に堪能することが出来ます。
テーブル席のほうが人気なのか、待ちが出る場合が多いようです。

制服ですが、板前さんは白いシャツと白い帽子ですが、フロアの女性店員さんは和風で可愛らしい制服となっています。
私が遠目で見て「あれ、星空かも」と勘違いしてしまった制服を紹介したいと思います。
頭には何も付けていませんが、髪が長い人は後ろで結び、シュシュを付けていました。
上半身の和服はいくつかの色を確認できましたが、「星空」っぽい色を紹介します。
紺色の和服で、白いもみじ柄の模様があります。近くから見ないと☆型か、もみじ柄か、わかりませんよね!
(宇宙柄のセーラー服とかが流行った時期があったので、宇宙柄の和服ってイイかも!と思い込んでしまっていました。スカイツリーの中のお店なので)
袖は動きやすいようにまくっていました。
左胸には大きなネームプレートがあり、名前の左側にはスカイツリーのシルエットが描かれています。下段にはその店員さんの出身地も書かれています。ユニークですね。

紫色のサロンエプロンの腰紐は正面で結んでいました。
下は黒いズボンを履いていました。
靴は黒いスニーカーが多かったです。
紺色の他に、緑色などがありました。緑色の場合はあずき色のエプロンでした。

さて、メニューですが、
冒頭でも紹介した「スペシャル超天丼」(税込4290円)は1.3Kgの大ボリュームで「2〜3人前」と書いてあります。
その他の海鮮丼なども2618円でありながら量的には大ボリュームになっています。

にぎりセットも2000円から4000円などいくつか種類があり、1個あたりで計算するとリーズナブルで回らないお寿司が食べられることになります。
ネタの長さが長く厚みもあります。シャリもイイ感じの硬さで口に入れるとホロリととろけます。
単品のにぎりは2個231円からあり、食べすぎなければ数千円で本格的な江戸前寿司をいただくことができるのです。

その他、お持ち帰りメニューもあります。ギュウギュウに詰まった寿司盛りあわせを持って帰って自宅でゆっくり食べたいですね。
ビールや日本酒などアルコール類もありますので、酔いたい人には良いですね。
「寿し常」は店内でマグロの解体ショーを不定期で行っていて、目の前でさばいたマグロのお寿司を食べることが出来ます。
東京ソラマチ店でも1ヶ月に1回くらいの頻度で解体ショーが行われているので、それに合わせてお店に行ってみるのも良いですね。

外国人も認めるジャパニーズフード「SUSHI」は、江戸庶民の「ファーストフード」。
注文したらすぐに食べることができる江戸前寿司は、鮮度が命の魚と相性がピッタリでもあり、「すぐに食べたい」欲求を満たす優れた料理法ですね。


(2022-09-24)

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江戸 東京 寿し常の制服のイラスト