イタリア発祥のチョコレート屋さん
「BABBI(バビ)」
です。
1952年ごろに創業していますので、かなりの老舗です。
創業当初はジェラート向けのコーンやワッフルを製造していたそうですが、
その後、スイーツの直販店を始めました。
2002年に日本に上陸して、巨大な熊の人形をディスプレイして全国のデパートで見ることが出来ましたが、
2012年に一旦、日本にある全ての店舗を閉店し、規模縮小となりました。
2015年現在では、直営店は2店舗あり、
銀座にある「松屋銀座」の地下一階と、
千葉県にある「ららぽーとTOKYO-BAY」の南館1階のソフトジェラート1号店のみとなっています。
ただし、期間限定の催事販売としては常に全国のどこかの10か所以上で行われている状態ですので、それほど遠い存在ではありません。
今回紹介する制服は、2015年2月のバレンタイン催事の時のジェラート販売店で発見しました。
数年前までのチョコレート屋さんとしてのBABBIの制服は、赤いつなぎ(?)と赤い帽子、というイメージでしたが、
かなり上品な制服になっていたのでビックリしました。
私が調査したのは名古屋の三越とタカシマヤで発見しました。
全国的な規模は未調査ですが、三越や高島屋を中心としたデパートのバレンタイン催事では高確率で見ることが出来たと思います。
バレンタイン催事会場なので、広い空間にたくさんのお店が詰まっているために全体の中に紛れやすいですが、
このお店は輝いていましたし、値段がお手頃のジェラートということで列が途切れない状態でした。
頭には暗い紺色のベレー帽をかぶっていました。
それに伴い、髪もまとめている人ばかりでした。清潔感がありますね。ボーイッシュにも見えます。
上は白い細身のロングTシャツに首には金色のスカーフを巻いています。
金色のスカーフはかなり巨大なもので、とても目立っています。首の後ろに結び目があります。
白いTシャツだけだと中が透けてしまうために、さらに黒いロングTシャツ(インナー)を着ていました。
首回りや手首からちょっと見えている人が居ました。
エプロンなどは無く、黒い細いズボンを履いていました。
バレンタイン催事の他のほとんどのお店はギフト用のチョコレート販売のみですが、まれにソフトクリームの販売やシュークリームの販売があったりしますね。
「BABBI」は透明な壁を作ってキッチンがあり、そこでジェラートの盛り付けを行っていました。つまり、作っているところを見ることが出来ました。
レジ近くには大きな看板にメニューと価格が書いてあり、とてもわかりやすかったので女性の列が凄かったです。
私は列が途切れたタイミングを見計らって素早く購入してみました。
ジェラートは2種類あり、チョコレート、ヘーゼルナッツとチョコレートの混合です。
さらにコーンかカップかを選べるのですが、どちらも価格は432円でした。
商品の説明文に「イタリアから空輸で届く新感覚のソフトジェラート」と書いてあります。 ジェラートでありながら、ソフトクリームのようななめらかさを兼ね備えているそうです。クリーミーでした。
一般的なソフトクリームやアイスクリームにウエハースが付属しているのをよく見ることが出来ますが、ここのジェラートには「クオーレコーン」が付いています。
「なんぞや?」って思いますよね?私も初耳でした。この機会に覚えてしまいましょう。今でしょ。
「クオーレ」というのはイタリア語で「ハート」の意味で、ハートの形状で「BABBI」のロゴが入ったクッキーのことです。
BABBIのジェラートには、ジェラートとコーンの隙間にクオーレコーンが突き刺さっています。
これがウエハースと同じ効果を生み出すのです。冷たくなりすぎた舌を休息させる意味があります。
つまり、ジェラートとクオーレコーンを交互に食べるのがポイントですね。
(コーンとクオーレコーンの両方があるので効果がダブっている感じはあります)
でも、可愛さという点ではクオーレコーンのクオリティが高いです。
最初は、クオーレコーンでジェラートをすくうのかとも思ったのですが、形状的にそれは無理であると自己解決しました。
2015年1月には、「美少女戦士セーラームーン」とコラボしまして、セーラー戦士をイメージしたチョコレートの販売も行っていました。
それぞれのセーラー戦士(5種類)のチョコレートとハート型のポーチのセットで1500円とのことです。
1月下旬に発売ということで、バレンタインをにらんだギフト用の商品でした。さらに、三越伊勢丹の店舗限定の販売とのことです。なんかこう…すごいですね。
2012年が「セーラームーン」の20周年ということで、たくさんの企業とコラボしてたくさんの商品を生み出していました。
(2015-05-22)