MILKY POT

愛知県名古屋の栄にある 「メイド珈琲館 MILKY POT(ミルキーポット)」 です。
2012年7月2日(月曜日)にオープンしました。

ちょっと裏通りのビルの6階にありますが、ビルの入り口がわかりにくい上に 入り口のところには小さく店名が書いてあるだけなのでとてもわかりにくいです。
最初はまず迷います。
エレベーターでしか6階に行けませんが、普通だったらボタンのそばに店名の案内があったりしても よいのですが、そういうのもありません。
6階のドアが開くと、ようやく「MILKY POT」の縦看が見えるので、 そこにメイド喫茶があることがわかります。

まさに「隠れ家」に近いメイド喫茶です。

メイド服も黒で落ち着いています。

頭にはレースのカチューシャを付けています。
軸の部分は白いはしごレースになっていて、中に黒いテープを通していて、 さらに頭の左右で各ひとつずつリボンを作っています。
メイドさん全員を見たわけではありませんが、黒髪の人ばかりで、茶髪の人はいないようです。

黒いワンピースは襟と胸元と袖口だけ白いです。
胸元は四角く白くなっていて、やや光沢のある黒いラインで区切られています。 中央には黒いボタンが3つありますが、背中側にチャックがありますのでフェイクボタンだと思われます。
首元には黒いリボンを付けています。中央にあるのは「MILKY POT」のロゴとイラストの付いた丸いバッジですが、 リボンのところに付けている人もいれば、別なところに付けている人もいました。 目の付きやすいところで(さりげなく)主張しているほうが「ぽい」のでリボンに付けるほうを採用してみました。

店内では暗くてわかりませんが(イラストでも真っ黒でわかりませんが)左右の脇腹のところは 黒いテープでジグザグに編んでいます。下の方でリボン結びをするのですが、エプロンに隠されて見えないようです。

白いエプロンは胴回りが下方向にとんがっていますが、エプロン部分は普通に大きな円です。フリルで縁取りされています。
胴回りの幅が太いのとやや関係がありますが、後ろのリボンが太く巨大でとても良いです。

ロングスカート部分はものすごいフレアで、布の重さがすごそうです。
身長が平均以下のメイドさんが多いらしく、スカートの裾が床ギリギリになることが多いです。

コーヒーに力を入れているお店でして、目の前で珈琲豆を挽いて、目の前でドリップして出してくれます。
ですので少々時間がかかりますが、その様を見ながら待つのが嗜好のひとときです。
ペーパーフィルターの上でふんわりと泡を作ってくれるのですが、自分がやってもそう上手くいかないのでうらやましいです。 (自分がやる場合は挽きたての豆じゃないからなんですけど)

食事メニューは少なく、サンドイッチやフレンチトーストですが、全てメイドさんの手作りです。
デザートしてケーキやクッキーがあるのですが、それらもメイドさんの手作りということで数量限定のレアな一品となっています。

店内のBGMはレコードで流しています。曲が終わるたびに、レコード盤を入れ替える姿を見ることが出来ます。
時代錯誤ですね。(良い意味で)

栄という大都会に、クラシックなメイド喫茶が隠れているなんて 誰が想像したでしょうか。
しかも、派手なメイド喫茶が増えていくのを横目に、まったくクラシカルにこだわったメイド喫茶です。 完全に世の中の流れに逆行しています。

しかし、あったかいコーヒーと共に「癒し」を提供してくれる、 そんなメイド喫茶が各地に一軒ずつくらいあっても良いと思うんです。
コーヒーから立ち昇る湯気を見ながら、そんなことを考えさせてくれるお店です。


(2012-09-25)

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MILKYPOTの制服のイラスト