愛知県名古屋の金山にある和風メイド喫茶
「ももちゃふぇ」
です。
すぐそばにある「モエニスタ」と同じ日、
2012年10月20日(土曜日)にオープンしました。
場所は金山複合駅の北口からすぐ目の前の長谷川ビルの地下1階の
「金山GINZA」
というエリアの中にあります。
「ももちゃふぇ」と「モエニスタ」は系列店ですので、同じメイド喫茶でありながら、
雰囲気の異なるお店がこんなに近くで実現したのです。
単に「和風」で済ませてしまえないくらい、徹底的に「和風」です。
内装がすばらしいです。完全に「茶屋」です。
砂利敷きの中に赤い椅子と赤い大きな和傘があり、「道中、山道の茶屋で休憩して団子を食べるイメージ」そのまんまです。
(なんの「道中」かは分かりませんけど)
そんな日本庭園のような席は、入り口付近だけで、右側にはカウンター席、左側には座敷席があります。
いろんなものがすべて詰まっているのに、それでも「和風」って思えてしまうほど、ディテールのこだわりがすごいと思いました。
店員さんのことは「ちゃふぇっ娘(ちゃふぇっこ)」と呼ばれています。
制服も和服です。動きやすさを考慮してのミニ丈和装です。やっぱり、動きやすいのが重要ですよね。(うんうん)
この制服のデザインは、系列店の男装店員さんが担当したそうです。
私はそれを聞いたとき、(デザインできそうな雰囲気に見えなかったのに…)って思ってしまいました。(失礼)
頭に付けるものは決まって無さそうですが「なにかしらで髪を結ぶ」というのがあり、おさげだったりポニーテールだったり、ツインテールになっています。 (完全に守られているわけではなさそうですけど)
黄色とオレンジ色のグラデーションが美しい和服です。
上半身は黄色が多めで、振袖やスカート部分がオレンジ色が多目になっています。
襟の合わせ目と袖口が白い布になっています。
当初は白い襷で袖をまくっていたのですが、次第に付けなくなっていきました。
腰には白い帯を付けています。やや柄が入っていますが、判別できないくらいの草花の柄でした。
帯の中央には黄色とオレンジ色の紐を結んでいます。さらに和服度が増しますね。
帯自体はマジックテープ留めですが、帯の後ろ側には大きな結び目と、そこから錦を垂れ下げて、さらに金色の鈴も付けています。
しかし、鈴の取り付けが甘かったのか、オープン当初から鈴が無いちゃふぇっ娘が多かったのですが、
次第に帯後ろのリボンすら付けない人ばかりになっていきました…。
動きやすいっていうだけでパーツを外すのはどうかと思いますよ…。
足元は、白いオーバーニーソックスを履いていて、下駄を履いています。
ということはですよ、親指の部分だけ二つに分かれている足袋のようなオーバーニーソックスということです。
作り直しているそうです。
システムですが、中央の庭席は席料はかかりませんが、カウンター席と座敷席は喫煙可能ということで、席料300円かかります。
その代わり、全席で電源が使えるコンセントが常備されています。
営業時間が「モエニスタ」と若干異なるので注意が必要です。平日は15時から22時まで、土日祝は12時から22時となっています。
ポイントカードもかなり凝っています。
ポイントを蓄積するポイントカードと職業カードが同時に発行されまして、ポイントを貯めていくと職業のランクが上がっていくというものです。
男性は最初は「町人」ですが、「浪人」「商人」…「将軍」となります。
それ以外にも、ある一定の条件をクリアすると別の職業に付くことができます。
メニューはソフトドリンクが500円、抹茶が雰囲気的にピッタリです。
その他、おしるこやうどんなど、和風なものを取り揃えています。
「とみくじ」というくじを引くメニューも300円であります。(当たる確率は低いようです…)
2ショットチェキも500円であり、いろいろなポーズで撮ってくれます。 背景が和風なチェキは珍しいのでどこでも絵になりそうです(?←疑問符)。(背景が真っ暗になりやすいです)
中央の庭席はオープンカフェのように外(通路)から丸見えになっているので、
度胸がある人はドンと座ると良いぜよ。
さすれば、「天下は泰平ぜよ。」と言ってしまうに決まってるぜよ。
(2013-05-07)