横浜桜木町の県民共済ビルの4階にある喫茶店「喫茶オンディーヌ」です。
JR桜木町駅を降りて横浜ランドマークタワーの方向に歩いて3分のところに県民共済ビルがあるのですが、
連絡通路(動く歩道)から入るとビルの3階にあたるので、階段を昇るとお店が見えてきます。
県民共済ビルはガラス張りで、3階から入ると県民共済の受付がありますが、それを素通りして右を向くと階段があります。
階段の下とビルの入り口には「喫茶オンディーヌ」の立て看板があります。
「知る人ぞ知る」喫茶店だと思いますので、関係者以外は普通は利用しないでしょうね…。
しかし、駅から近いですし、ランドマークタワーに行く途中にあるので人通りは無限大ですし、
「県民共済に入っていなければ利用できない」わけではありませんので、誰でも利用できます。
勇気を持って入ってみましょう。
幅が広くて綺麗な階段を上っていくと右側にガラス張りのお店があります。
4階の入り口にもメニューなどを載せた看板がたくさんあります。
入り口を入ると、好きな席に座るように案内されます。
店内はホテルのロビーのようなゆったり空間で、4人テーブルしかありませんので1人だと遠慮するかもしれませんが、
1人客も多かったので何人でも大丈夫でしょう。
店員さんの制服はオフィスレディな感じです。
頭には何も付けていませんでした。
薄い黄色いブラウスの上に黒いベストを着ていました。
ブラウスは6分丈で、袖口はスリットがありました。動きやすそうですね。
首元の第一ボタンは開ける主義のようです。
黒いベストに黒いボタンが4つ付いていました。
左胸には金色のネームプレートを付けていました。
左胸のポケットにはボールペンを刺していました。
黒いスカートは膝丈で、細めのスカートでした。
足元は黒いストッキングを履いていて、黒いナースサンダルを履いていました。
レストランほどメニューは豊富ではありませんが、しっかりしたご飯を食べることが出来ます。
スパゲティではナポリタン、イカ明太子のクリームパスタがあります。
他にも、彩り野菜カレー、オムハヤシ、シーフードピラフ、和風ハンバーグなどがあり、サラダとスープが付いて1000円前後でした。
フード注文時に限り、セットドリンクでコーヒー、アイスティーがプラス200円で付けることが出来ます。
「ご注文時に限り」という文字に赤アンダーラインが引いてあるところから、「あ、最初は水で過ごして、数時間後にコーヒーだけ注文する人がいたんだな」ということが伺えます。
スイーツ的なメニューもたくさんあります。
パンケーキはとても美味しそうです。
苺のパンケーキ 860円、キャラメルパンケーキ 860円、プレーンパンケーキ 760円、など数種類あります。バニラアイスやいちごアイスが乗っているんです!
こちらは、パンケーキ注文時に限り、セットドリンクでコーヒー、アイスティーがプラス300円で付けることが出来ます。
あんみつなどもありました。
さらに、「おすすめ限定ドリンク」と書かれているメニューがありました、なんと「タピオカドリンク」があるんです!
黒糖タピオカミルクと黒糖タピオカミルクティーがあり、アイスとホット、どちらも選べるようです。660円でした。
メニュー表は深緑色の分厚い表紙の冊子の中にあり、注文後にテーブルに置かれる伝票も同じ深緑色のファイルを使用していて統一感があります。
ポイント高いですね。
「喫茶オンディーヌ」で特徴的な所は、わかばカード加盟店であるということです。
県民共済の組合員が所有できるわかばカードを提示すると、メニューが割引代金で注文できるのです。
すべての価格が150円程度安くなっています。
メニュー表に通常価格と割引価格が並べられていますので、「え…、わかばかーど欲しい」ってなります。
組合員の力、恐るべし。
「喫茶オンディーヌ」の特徴はまだまだあります。
フロアに対する席数が少なくゆったりしているわけですが、それだけでなく椅子もソファーでフカフカでとても大きい肘掛け付きなのです。
窓際のソファーの横には花が飾られていて、ホテルのような高級感を醸し出しています。
そして見ていただきたいのはガラス窓から見える大きなランドマークタワー!
えっと、実際はランドマークタワーは近すぎてただただ邪魔なだけで、その横に見えるみなとみらいの観覧車とパシフィコ横浜のばかうけみたいな半月の建物!
一息つきながらみなとみらいを眺望できるなんて最高ですね。
店名の「オンディーヌ」というのは四大精霊のうち、水を司る精霊、ウンディーネからきているようです。
メニュー表に「水の精 Ondine」と書かれています。
みなとみらい、海が近いというところが由来なのでしょうか?
営業時間は平日18時まで、週末19時までとかなり早いですが、ぎりぎり夜景が見える時間です。
ランドマークとかのレストランはどこも混んでいる場合が多いので、ゆったりしたい人はオンディーヌへどうぞ。
穴場的なカフェです。
(2020-04-19)