プライムリブ専門店
「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」です。
「プライムリブ」というのは、アメリカンスタイルのローストビーフということです。
世界に10店舗あり、アメリカにはロサンゼルス、ラスベガス、シカゴ、ダラス。
アジアには東京、大阪、シンガポール、台湾、香港、韓国にあります。
私は「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京」に訪れてみました。
2001年に「赤坂ツインタワー」にオープンしましたが、ビルの建て替えにより2014年3月28日に一旦閉店し、
「恵比寿ガーデンプレイス」の地下二階に移転しまして、2014年4月20日にオープンしました。
内装は、壁にはレンガが多くレトロシックな感じで、照明もかなり暗めでした。
入り口から入って席まで行く間に目に付くのは銀色の大きな丸い物体です。
これはプライムリブを焼く移動式の機械で「シルバー」と呼ばれています。
席の近くまで移動させて、注文に合わせて肉を切り分ける時に蓋を開け、シェフが目の前で切ってくれるという演出に使用します。
最初見たときは(なんだこのオブジェは?)って思いましたが、うかつに触らなくて良かったです。
通路が広いのはこのためなんですね。
「ロウリーズ」の特徴は本当にたくさんあるのですが、やはり!ウェイトレスさんの制服もかなり特徴的です。
頭には白い、ナースキャップのようなキャップを付けています。
形状は5角形で、後頭部にそっと固定しています。(正面から見ると、イカ娘のような…)
髪型はかなりきっちりしていて、髪が長い人は後ろで団子状にまとめていました。
茶色のワンピースもエプロンもすべて特徴的です。
ワンピースの襟と袖口だけ白色です。襟は深く、胸元まであります。
画像検索したりすると、外国人が着ている画像が出てきたりしますが、
外人体型の人に合わせたデザインなのかもしれません。
襟はリボンを付けているような2段になっています。
左襟にネームプレートやバッジを付けています。
長袖の袖口は白で、外側に金色のボタンがあります。よーく見ると、さらに手首の位置にも小さなボタンのようなものがあります。
エプロンもかなり特殊な形状をしていて、まさかの5角形です。そしてきっとこのエプロンは手を拭いたりはできません。
なぜならば、アイロンでバリバリに伸ばされていて、若干、手前側に反り返っているくらいです。こんなに硬そうなエプロンは見たことありません。
そして、エプロンの後ろのリボンも超絶 大きいです。
これは後ろから見てほしいです。
スカートはややミニ丈になっていて、少しフレア形状になっています。
さらに腰の位置のポケットはかなり大きな容量があります。
足は生足のようです。ただ、照明が暗いので良く見えません。
靴は皆、白い紐靴を履いていました。
334席もある巨大なフロアですが、ほぼ予約で埋まっているようです。
電話予約かネット予約をしていかないと入れないかもしれません。注意です。
テーブルも、4人用卓ばかりでしたので、家族での利用を想定しているようです。
私は…一人で行ったので、かなり広くテーブルを使うことが出来ました。
メニューはコースメニューしかなく(無いことは無いが、普通は選ばない)、 ローストビーフの大きさによって変わり、3700円から8600円まであります。 これにスタンダードコース(+1850円)を付けたり、ワインを注文する事を考えると、 気分だけでもセレブになりきらないと入店できません。
とはいえ、テーブルクロスも綺麗ですし、プライムリブも目の前で切り分けてくれたり、
本当にセレブの気分を味わえます。
ディナータイムでは、目の前でサラダを作ってくれまして、結構有名なアクションがあったりします。
11時30分から15時まではランチタイムとなり、お得なランチメニューがあります。
低価格帯では「ランチカット」の2680円、「トーキョーカット」の3700円からあり、
肉の大きさにより8600円までありますが、
ランチメニューではサラダバー、デザートバー、ドリンク(コーヒーもしくは紅茶)がセットですので、
コース相当のモノを一通り経験するにはランチタイムが良いのではないでしょうか。
上等なコースは、肉の量がアメリカンになってきますので、そういう意味でも注意です。
とにかく店員さん(男性店員さんも女性店員さんも)の数が多く、
冷たい水が減ったらすぐさま注ぎに来るようなサービス体制で、非常に緊張しました。
(その水が800円くらいするんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、普通に無料だったようです、安心しました)
私が行ったときは偶然、誕生日(?、前後?)の人が他のテーブルに居たらしく、
突然バースディイベントが始まりました。
店員さん2人が歌を歌いながらバースディプレート的なものを持って近づいていき、
見事なハモりを見せながら他の客の拍手を誘っていました。
うらやましいですね。いろんな意味でうらやましいですね。
「高級感」しかないこのお店ですので、(制服を見たいだけの場合は)覚悟して行くしかありません。
赤坂も相当、高級な場所っぽかったですが、恵比寿も相当なものですね。
(2014-09-02)