カフェ・ロッテンマイヤー

おばあさんのメイド喫茶 「カフェ・ロッテンマイヤー」 です。
2010年10月30日(土)から2010年11月28日(日)までの土日、という期間限定で、 池袋の駅近くの東京芸術劇場前の『F/Tステーション』(仮設テント)の中で営業されていました。
同時に、老メイドによる老メイド演劇『カフェ・ロッテンマイヤー』が夕方から公演されていました。
そちらも面白そうだったので見たかったのですが、見ませんでした。

『アルプスの少女ハイジ』に登場するクララの家のキビシーイ家政婦長、 ロッテンマイヤーさんをモデルとした、おばあさんだけのメイド喫茶です。
実際に老齢の女性もいますが、実は若いのですが、老婆のようなメイクをしている人もいます。
シワやシミなどもあえて作っているんです。

そんな面白いメイド喫茶があるなら、行かなければならないでしょう!
と思い、行ってみました。

アニメ『アルプスの少女ハイジ』のロッテンマイヤーさんを意識していますので、 アニメ内の服装とほぼ同じになっているようです。

頭には白いレースカチューシャをつけています。
前髪は真ん中でわけていて、長い後ろ髪は後ろでお団子状に丸くまとめています。
全員、白髪まじりのロマンスグレーになっていまして、それらのメイドさんが 並んでいるのを見ると、笑えます…。

全員、丸眼鏡が標準装備で、チェーンもついていました。
灰色のワンピースは長袖で、いつもイラストのように前で腕を組んでいました。
これが定姿勢のようです。

胸元にはカメオのブローチをつけています。
エプロンは前側半分を覆う長い白いエプロンで、下半分は花柄などのレースで飾られています。 (エプロンの中央にポケットをつけている人もいました)
イラストでは腕で隠れて見えにくいですが、 腰に鍵をぶら下げています。丸い大きなキーホルダーを腰紐の部分につけて、 古びた鍵を3個ほどつけていました。
特に、その鍵を使うような扉は見つかりませんでしたが、 鍵を開ける重要な役割をしているという象徴なのでしょう。

スカートはロング丈で、床上20cm程度だとおもわれます。
黒いストッキングを履いていて、黒い靴を履いていました。

メイドがおばあさん、なんて、メイド喫茶の中では「異色」ですが、 それだけではなく設定も忠実でして、 姿勢や態度が悪いお客さんを見つけると「お坊ちゃま、手は上に置いたほうがよろしいかと」 などと注意されてしまうのです!
私は何も言われませんでしたが、ちょっと離れたところにいた青年が言われていて、 うらやましかったです…(笑)

1日のうちに1回か2回、ショータイムがありまして、店内全体を使ったメイドさん達のショーがあります。
数種類あるらしいのですが、私が見たのは「ベゼーケーキの作り方」のやつで、 卵黄と砂糖を混ぜて焼き上げるとできるお菓子を、歌いながら説明して、 さらに、お客さんに混ぜるのを手伝ってもらいながら、お菓子ができるまでを ショーとしてやっていました。
私も、かき混ぜるのに参加しちゃいましたよ!
出来上がったお菓子を、お店にいる全員に配っていたので私ももらいました。
約30分のショーでしたが、みんなを楽しませていました。

その他にも、誕生日の人がいたら、ハイジのテーマ曲(♪アルムのモミの木よ~)と ハッピーバースディの曲を歌うメイドさんが周りを囲み、 くじを引いてもらっていました。くじには佐賀のがばいばあちゃんなどの先人のありがたい言葉 が書かれていて、読み上げさせられていました。(強制的w)
しかも声が小さいと「もう一度、大きな声で」とか注意されるのです!怖いです!(笑)


(2011-01-11)

  • 東京
カフェ・ロッテンマイヤーの制服のイラスト

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