不定期の喫茶店ですが、秋葉原に珍しいお店があります。
「喫茶 青風亭(あおかぜてい)」
です。
2009年7月25日に第1回目が開催されて、2012年3月10日に第4回目がありました。
「え?…ぶんちょさんの絵柄が変わった?」
いえ、違います。
世にも珍しい、着ぐるみカフェの紹介なので、着ぐるみっぽい顔を再現してみただけなのです。
「着ぐるみ」といいますと、「クマさんの着ぐるみ」などを思い出すかもしれませんが、
こちらの「着ぐるみ」は「プリキュアショー」みたいな、頭の部分を覆うという意味での「着ぐるみ」です。
でも、中の人はいませんよ。(大きなお友達なら、この意味わかるよねっ!)
右のイラストのように、店員さんが着ぐるみの女の子なのです。
10人程度いる模様で、それぞれ顔や髪型が異なり、キャラクター設定があるようです。
(「設定」という言葉は使っても大丈夫ですよね…)
すばらしいのが制服です。この限定喫茶のためにオリジナルの制服を作ったんですって。
水色(エメラルドグリーンの薄いような色)のメイド風な服が素敵すぎます。
頭には付けるものはありませんが、白いカチューシャをつけている写真もあります。
襟とスカートの裾には白いラインが入っています。
首元には深緑色のタイを付けています。真ん中には金色の金具で留めています。
二の腕の部分には深緑色のリボンでキュッと縛っています。
袖の部分は、白い袖口に金色のボタンと深緑色のラインが入っています。
白いエプロンは丸い形状で、周囲はフリルで縁取られています。 ポケットは控えめに1つだけ付いていて、水色のラインが1本入っています。
スカートはフレアでふりふりです。スカートの下からは白いレースが見え隠れしています。
イベント形式で不定期な限定喫茶ということは説明しましたが、
特徴はそれだけではなく予約制というところもすごいところです。
事前に予約をしないとお店に入ることが出来ません。(泣)
(当日予約も、区切り時間単位での予約となり、すぐには入れないっぽい)
もちろん私は日程を知った次の瞬間にネット(メール)で予約しましたよ!!
当日、予約時間ぴったりにお店に行き、ドアのところで予約した名前を言うと、お店の中入ることが出来ます。
中に入ると、店員さんが笑顔で迎えてくれます。
最初に注意事項の説明がありました。(この部分は、唯一会話ができるボーイさんによる)
注文は、所定の紙に客が種類の部分に数量を書き込んで店員さんに渡す、というシステムでした。
店員さんはシャイなのか、しゃべれないのだそうです。お客さんが一方的に話すことも出来ますし、
筆談で返してくれることもありました。
ボディランゲージは得意のようで、つねに欧米ライクなオーバーリアクションで動いていました。
メニューは、オムライス、オムそば、シフォンケーキ、など、あとはドリンクがあります。
種類は多くはありませんが、オムライスなどはケチャップで絵を描いてくれたりしますよ!
けなげに働く着ぐるみさんは、本当に可愛いです。
遠くから見る分には本当に可愛いです。
しかし、近くにいるときは頭部が予想外に大きいので、結構な威圧感があることは秘密です。(笑)
ほかにもチェキメニューやくじ引きなどがありまして、常連さんっぽい人はみんななにかしらやっていました。
最初はその固定された表情に戸惑いが隠せませんでしたが、
慣れてくると、いろんな表情をして私に語りかけてきてくれることを感じます。
(幻覚の領域)
静かな店内に慣れてくると、他のお店のにぎやかさの方が信じられなくなってきます。
それにしても「着ぐるみカフェ」とは、未来を先取りしたお店です。
…と思ったら他にも着ぐるみカフェがいくつかあるらしいです。
(それらも、イベント形式の限定カフェ)
日本、始まった!
(2012-05-24)