秋葉原にあったメイド喫茶、「メイドカフェぴなふぉあ」です。
2003年10月10日に秋葉原駅昭和通り口すぐの「1号店」がオープン。2007年に海外のバンコクにも出店。2号店が2008年に秋葉原に。3号店が2010年に。ラピリント店が2011年にオープン。プチ店、壱番星劇場店のオープンなど、変遷を重ねながら店舗数を減らし……。
2022年10月10日(月曜日)にすべての店舗が閉店し、「メイドカフェぴなふぉあ」が「無期限営業休止」となってしまいました。
テレビドラマ「電車男」でロケ地になったことで有名になり、楽しい雰囲気のメイドカフェを作っていた「ぴなふぉあ」が無くなったのは衝撃が大きいです。
「無期限営業休止」ということで、「休止」状態を維持するためか、「メイドカフェぴなふぉあ」公式サイトがまだ稼働しているんです。
更新されないINFORMATIONや、メイドの紹介のページなどが涙を誘います。
「X」のアカウントが「twitter」のアカウントとして残っているのも感慨深いですね。
「メイドカフェぴなふぉあ」の制服は以前も紹介しましたが、2019年4月27日(土曜日)に新メイド服が登場しました。全面的に制服が切り替わりました。3代目の制服になります。
ピンク色制服というコンセプトは継続していますね。
頭には白い2重フリルのカチューシャです。縁には黒いラインがあります。
メイド服はビビッドなピンクが目立っています。
半袖の袖口は白いレースになっています。
襟は丸襟で首元には真っ赤なリボンを付けます。リボンの種類がいくつか有り、役職によって変わるものと思われます。
(よく見ないとわかりませんが)リボンの結び目には「P」の文字の入った金色アクセサリーが付いています。小さいので目視は難しいですが、私は画像で確認しました。
袖と背中がピンク色で、上半身正面と襟が白い布になっています。前合わせのボタンが赤く、合わせ目には赤いラインが有り、両側に白いレースがあります。
黒いベストは胴回りと肩紐しかなく、胸を強調しているので「胸強調系」と言われたりします。たしかに「強調」しています!
黒いベストの正面には黒いボタンが有り、左右には白いラインが縦に有ります。肩紐部分には黒いフリルもあります。
白く丸いエプロンは黒いラインがあり、フリルで縁取られています。
ピンクのミニスカートの裾は白いフリルになっています。
足元は白または黒のオーバーニーソックスを履いています。
靴は黒い靴でした。
2020年5月に「メイドカフェぴなふぉあ 壱番星劇場店」が閉店してからは、大通り沿いのビルの2階にある「メイドカフェぴなふぉあ ラピリント店」が「秋葉原にある(←伏線) ぴなふぉあ」の最後の店舗になりました。
コロナ禍という状況だったので、厳しい状況だったと思います。
2019年4月27日に新制服が登場したということで、ぴなふぉあの新制服が見られるのは「壱番星劇場店」と「ラピリント店」の2店舗なのかな?と思いきや……
板橋にメイドカフェ・ゲストハウス・シェアオフィスの複合施設「オカエリハウス(OKAERIHOUSE)」が2019年9月14日からプレオープン、10月からオープンしました。
そちらの制服がぴなふぉあの新制服だったのです!!
1階が「ぴなふぉあ オカエリハウス店」でした。
ゲストハウス・シェアオフィス部分も、共通のメイドさんが運営していたので、ぴなふぉあの新制服が見られたことになります。
板橋というレアな場所に突然現れた「ぴなふぉあ」と「オカエリハウス」も緊急事態宣言の影響で2020年8月末で閉店してしまいまして……(涙)
公式サイトのメイド紹介のページを見ると、全員が「卒業メイド」になっていて、約500人の名前を確認することができます。
この人数が19年の重みを感じさせますね。
おそらく「同じ名前は付けない」というルールがあったのでしょうが、すごい人数ですよね。
公式の「無期限営業休止」のお知らせの中で、
「あくまで閉店ではなく無期限営業休止という事を報告させて頂きます。」
という一文が有り、「充電期間後に復活するよ〜!!」という意気込みが感じられます。
期待したいですね。
(2025-05-13)